【プレスリリース】新ホテルオープン!京都東山エリアに「HOTEL VMG VILLA KYOTO」を2024年11月開業 約120年前の茶寮を修復した一棟貸し切りのホテルがオープン
バリューマネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表:他力野 淳)は、京都東山エリアに約120年前の建築「東山茶寮」を修復した一棟貸し切りの分散型ホテル「HOTEL VMG VILLA KYOTO」を2024年11月に開業することをお知らせいたします。“まだ見ぬ時と出会う場所“がコンセプトの「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」としては、京都で2つ目となるホテルのオープンです。
「日本の文化を紡ぐ」をビジョンに掲げるバリューマネジメントは、歴史的建築物を活用する「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」を全国に展開しています。地域の固有性を秘めた特別な建物を舞台に、ホテルやパーティ、レストランなど全国22の施設を運営してきました。この度オープンする新ホテル「HOTEL VMG VILLA KYOTO」は、東山エリアの八坂神社と高台寺の間にあり、遠州流の茶人・数寄者の鵜野吾一が茶会を催した「東山茶寮」と当時の茶会記録に残っている私邸です。約120年前の建物が持つ魅力を十分に生かしつつ、閑寂さと華やかさが同居する「綺麗さび」をテーマに修復され、一棟貸し切りの分散型ホテルとして生まれ変わりました。
当ホテルにはレストラン機能をあえて作らず、宿泊に限定しています。特別なプライベートな空間に芸舞妓を手配し、舞を楽しみながら仕出し料理をお楽しみいただくことができます。もしくは、東山、鴨川、岡崎にあるVMGのレストランにお出かけいただき、食事をしていただくことも可能です。VMGが提案するこのような宿泊スタイルは、歴史的資源を有効活用し、景観を守りながら特別な旅の体験を提供する「分散型ホテル」として世界的にも注目されています。
また、宿泊と食事だけでなく、一般非公開寺院の拝観、坐禅、写経体験など「ディープな京都旅」を専任コンシェルジュが予約手配するのも新ホテルの特徴です。観光客が集中しオーバーツーリズムが指摘される京都ですが、旅慣れた人を満足させる、特別でディープな京都の体験をVMGがサポートいたします。
歴史的建築物はそこにしかない特別な舞台であり、それぞれに歴史とストーリーがあります。人々の想いによって紡がれてきた場所に触れ、記憶に残る非日常を体験することで、心が豊かになる時間を過ごしていただきたい。当社は今後も「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」を通じて、高品質でラグジュアリーな日本の旅を国内外に発信してまいります。
【施設概要】
名 称|HOTEL VMG VILLA KYOTO
所 在 地|京都府京都市東山区高台寺北門前通下河原東入鷲尾町523番地
オープン|2024年11月
宿 泊|2階建て約198㎡、一棟貸し切り、ベッドルーム3室、定員6名
【報道関係者向け オープン前内覧会開催】
「HOTEL VMG VILLA KYOTO」オープンに先駆け、11月7日(木)にメディア向け内覧会を開催いたします。ご参加ご希望は、( https://forms.gle/9ZkmnHUNwz2VagiU8 )までお申し込み、もしくは下記よりダウンロードいただき、FAXでお申し込みくださいますよう、お願いいたします。
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■ 鵜野吾一の別邸にして、文化人や茶人が集まった茶寮
明治から昭和にかけての京都は、日本文化の中心地としての地位を維持し、特に茶道や芸術が盛んでした。都市化が進む中でも京都では、伝統文化を守り、茶道や芸術を通じて継承しようとする動きが強かったのです。その象徴的な場所が、東山八坂にある鵜野吾一邸で、1904年頃に茶会用の私邸「東山茶寮」として建てたものでした。鵜野吾一は、かつて大阪一と言われた割烹料理屋「堺卯楼(さかう)」の主人であり、遠州流の茶人・数寄者でもありました。茶道を中心に京都の文化人や茶人が集まり、文化施設として機能していたこの茶寮は数寄屋建築で、茶道の美学を体現していたと言われています。茶室では茶会が頻繁に行われ、鵜野が築いた人脈もここで広がりました。また、当時の上流階級は和洋折衷の文化を楽しんでおり、建物の洋風待合室はその影響を物語っています。茶道と日本文化の拠点であり、和洋が共存する場として、京都の文化的価値を象徴していました。
庭園を含む約300㎡の敷地に、約198㎡を有する2階建で、1階には茶人を迎えたであろう四畳半の茶室が完備され、当時の趣を残しています。また主寝室を含む2部屋の寝室と3つの居間を2つの浴室を設け、2階は当時としては珍しい洋風の造りをした居間を活かしたリビングルームと寝室を用意することで、合計3室、計6名の宿泊が可能で、家族やグループ向けに一棟貸し切りでご利用いただけます。内装は元の所有者である鵜野吾一が所属していた茶道の流派、遠州流が目指した「綺麗さび」をテーマに設え、宿泊自体を体験として楽しんでいただける特別な空間です。また分散型ホテルの一棟であり、法観寺「八坂の塔」や大雲院祇園閣など、東山のランドマークともいえる建築が見える石畳のねねの道に面して別棟があり、そちらが当ホテルのフロントと客室となっています。
■ HOTEL VMG VILLA KYOTOのコンシェルジュサービス
京都には古民家など歴史的な建築に宿泊できる施設がありますが、その多くがシンプルな宿泊機能だけで、ホテルとしてのフルサービスを提供しているところはほぼありません。当ホテルにおいては、宿泊はもちろん、食事、観光、移動などお客さまの旅をフルサポートする機能をご用意しました。歴史的建造物を活用しつつも、サービス面では現代的かつリッチなホテルのホスピタリティを提供いたします。お客様には予約時から専属のコンシェルジュがつき、滞在中のご要望をヒアリングしてプランを提案します。旅行中のハイヤーの手配、観光ガイドなどもサポートいたします。
京都東山の八坂神社と高台寺の間にあるこのホテルは、法観寺の五重塔に見守られ、四条や祇園の賑やかさと違う、閑静で歴史的情緒にあふれるエリアに位置しています。一棟貸しならではのプライベート空間は、ご家族やグループでのご利用に最適です。京都の住人になった気分で、心豊かになる時間をお過ごしください。京都在住のコンシェルジュだからこそできるご提案で、きっとこれまでに体験したことのない、特別な京都の体験をご提案させていただきます。
■ 京都ならではの舞妓文化や一般非公開寺院の拝観など特別な体験
京都観光は神社仏閣がメインですが、どこも多くの観光客で賑わい、ゆとりある観光が難しくなっています。当ホテルでは混雑を避け、プライベート感のある特別な体験をご提案し、通常非公開の寺院の拝観や坐禅、写経体験など、お客さまのご要望を踏まえてアレンジいたします。また一棟貸し切りでプライベートが守られる空間であることから、芸舞妓を手配し、ホテルの中で舞やお茶、京都ならではの仕出し料理をお楽しみいただくこともできます。
■ VMG HOTELS & UNIQUE VENUES 京都施設一覧
【VMG HOTELS & UNIQUE VENUESについて】
VMG HOTELS & UNIQUE VENUESは、日本全国に22施設展開するホテル・宿泊施設のブランドで、歴史的建造物や文化的に価値のある場所を活用した宿泊体験を提供することを特徴としています。VMGは、文化財級の建物や地域資源を再生・活用し、現代のニーズに合った宿泊施設として運営することで、顧客に特別な体験を提供しています。施設は、宿泊だけでなく、結婚式やイベント、MICEなどのユニークな場所としても利用されており、伝統的な日本文化やその地域の魅力を存分に感じられる環境が整えられています。VMGの施設は、施設ごとにその土地の歴史や文化を反映した体験をできることが魅力です。
会社概要
会社名:バリューマネジメント株式会社
設立:2023年8月1日
代表:代表取締役 他力野 淳
資本金:5,000万円
所在地:東京都千代田区丸の内二丁目1番1号明治生命館6階
事業内容:歴史的資源を活用した観光まちづくり
歴史的建造物の利活用