バリューマネジメント株式会社（本社：大阪市北区 代表取締役：他力野淳、以下当社）は、江戸の町並みが残る千葉県香取市佐原地区に、古民家や蔵などを宿泊施設に改修した「佐原商家町ホテル NIPPONIA」（以下当ホテル）を、4月27日に株式会社タイミー（所在地:東京都文京区、代表取締役:小川嶺）が開始する新サービス“ただ旅”に宿を提供することが決定したのでお知らせします。

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ただ旅とは、深刻な地方の人手不足問題を解決するために、お金がなくて旅行を諦めていた人と観光地の人手不足に困る場所を繋ぐサービスです。

JTBが発表した「旅行動向見通しの調査」によると、2019年の訪日外国人旅行者数は、過去最高の3,550 万人になると予想されています。しかし厚生労働省の調査では、宿泊業における40歳以下の労働者は大幅に減少しており、人材の高齢化や人手不足により受け入れ態勢を築くことが難しいという課題があります。“ただ旅”はこのような課題を解決するために生まれた株式会社タイミーが展開する、応募や面接が必要なく、すぐに働いてすぐ にお金がもらえるワークシェアアプリ「タイミー」(登録数6万人以上)の新サービスです。

当社は「日本の文化を紡ぐ」をテーマに、文化財などの歴史的建造物や街並みを宿泊施設・レストラン・結婚式場などへと利活用し、後世に残す取り組みを行っています。日本の文化を紡いでいくために、若者の日本文化に触れる機会を増やしていく必要があるという当社の想いが“ただ旅”の取り組みに共感したため、今回、サービスの提携を決定しました。

当ホテルのある地区は江戸時代より利根川水運中継基地として栄えた場所で、分流の小野川沿いに築100年を超える商家などが並び、1996年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されましたが、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けました。当ホテルは、町並みの保存継承と観光振興を目的に観光活性化ファンドを中心に資金調達し改修した宿泊施設で、2018年春のオープン以来高い稼働率を維持しています。

定員は全5棟で計46名。１泊２食付きで１人３万～５万円。レストランは銀座などでフランス料理を手がける有名シェフが監修し、季節の地元食材をふんだんに使った料理にもこだわって提供しています。

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