大阪城の中に初の予約制レストラン「大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館」がオープン

NHK大河ドラマ『真田丸』の放映により注目が集まる大阪城。その大阪城西の丸庭園内にある休憩所として施設の一部を使用していた大阪迎賓館を一部改装し、バリューマネジメント株式会社が大阪城公園の指定管理者である大阪城パークマネジメント共同事業体より運営業務委託をうけて、2016年5月13日に予約制レストラン「大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館」をオープンします。

大阪迎賓館リニューアルまでの経緯

2015年、多くの市民及びビジターの方々に大阪城の魅力を再発見してもらう目的で、大阪市の推進する「大阪都市魅力創造戦略」の一環として大阪迎賓館をリニューアルすることが決定しました。これまで西の丸庭園（有料庭園）の休憩所として使用していた大阪迎賓館の一部を改装し、予約制レストラン「大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館」を設置。近年増え続ける訪日外国人向けの宴会場として、MICE等の海外顧客をもてなすなど様々な用途に応じて使用できます。

大阪迎賓館の特徴

1995年アジア太平洋諸国の首脳級が参加する国際会議（APEC）の舞台が、大阪迎賓館でした。各国の要人をおもてなしするために新造された大阪迎賓館は、世界遺産である京都二条城の二の丸御殿の白書院をモデルにした純和風建築で、折上格天井や、生漆の古色塗りによる木材の加工など、二の丸御殿の格式高さを、高い職人技術によって忠実に再現した日本の誇りと風格の漂う空間です。

西の丸庭園について

西の丸庭園は、昭和40年(1965)に開園した有料庭園です。約6.5ｈａという広大な敷地の約半分はきれいに整備された芝生庭園となっており、ソメイヨシノを含む約300本の桜を中心に、秋の紅葉、冬のサザンカ、寒椿など１年を通して季節ごとに色鮮やかな草花をお楽しみいただけます。