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趙 泰勇

趙 泰勇 Cho Taeyong

コンサルティング事業部ゼネラルマネージャー

DATE

2010年中途入社

前 職 :
コンサルティングファーム
出身校 :
近畿大学 生物理工学部 卒

「地域の資産を活かし、街に必要性を生む現在の職務について

バリューマネジメントが歴史的建造物や古民家をリノベートし、婚礼や宿泊施設として再生させるなか、私は主に「篠山城下町ホテルNIPPONIA」をはじめとする、宿泊事業の運営マネジメントに携わっています。古民家ファンドを活用して2015年にオープンしたNIPPONIAは、町に点在する複数の古民家を客室や飲食店として改装し、町全体をホテルに見立てた、全国的にも特殊な形態の複合型宿泊施設です。これは篠山市が国家戦略特区であることから可能となりました。このモデルを活かし、宿泊の場を提供していくことだけが私たちのサービスではありません。古くからの町並みや文化は、そこで暮らす方々にとっては見慣れていても、私たちからすれば宝物です。宿泊事業を通して、顧客にその地域の文化に触れ、体験体感していただけるよう様々な取り組みを行っています。

まるで暮らしているような宿泊体験の提供仕事のやりがい

NIPPONIAのコンセプトは「土地に、歴史に、溶け込むように泊まる」ことです。顧客にその地域固有の体験を提供するために、地域の資産を活かしたコンテンツ開発に当たっています。例えば陶芸体験や、工房での鞄づくり体験などをはじめ、野菜の収穫体験をしていただき、自身が収穫した野菜をNIPPONIAのレストランで召し上がっていただくなど、様々なアクティビティをコンテンツ化しています。旅の目的は、食や観光を通してその地域の文化に触れることです。その地域に古くからある伝統や食、生活体験をしていただくことで、滞在中はその地域の人になっていただく。それこそが旅の目的である文化体験を満たし、生涯の想い出になると考えています。

雇用が生まれれば地域に笑顔が増える今後の目標

NIPPONIA構想の一つとして運営する「竹田城 城下町ホテル EN」で働くスタッフの多くはその地域で雇用した方々です。そのスタッフの一人に、これまで専業主婦をされていて、他で働いたことが無いという方がいます。最初は慣れない仕事に悪戦苦闘していましたが、ここで働き、顧客へ満足を提供することに喜びを感じてくれています。そしてNIPPONIAのテーマである、その地域を体験するコンテンツを何か自分にもできないか、そんな想いから、華道の師範代免許を持つ彼女は野花を摘んでは施設に飾ってくれています。私たちが顧客に提供したいサービスを理解し、動いてくれているのです。町おこしイベントなどは一過性のもので、一時的に町が盛り上がっても、継続的な雇用や経済効果は期待できません。バリューマネジメントが目指す地域再生とは、町を活性化させるために雇用を生み、働き甲斐を感じ輝き続けることです。そこで働く人が仕事や職場に愛着を持てば、顧客への想いは必ず届きます。そうすることで街は一層輝き続けるのです。

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