自慢の試食料理をどんな状況でも
試食会は会場決定の重要なポイント
今や世の中の披露宴会場で、婚礼料理の試食会を行っていない会場はほとんどありません。お料理はもちろん、ご成約をいただく前に会場の雰囲気や接客をご覧いただくための時間でもあります。
試食会を行っている会場は多くの場合、開催日程を決め(ほとんどが週末、祝日です)、ご予約をいただいてからご来館いただくという形をとっています。
私が勤める神戸迎賓館も基本そうなのですが、開催日にどうしてもご都合がつかない方もいらっしゃるので、そういった方にもできる限りご対応させていただいています。
「神戸迎賓館」自慢の試食料理
神戸迎賓館での婚礼料理は、オードブルからデザートまでをそれぞれ4種類の中から選んでいただく「プリフィックススタイル」という形式。試食会ではその中から一番お客様に召し上がっていただきたいメニューを厳選して2皿お出ししています。
まずはオードブルの中から“ノルウェーサーモンのミキュイ”です。魚料理は火を入れすぎると“パサつき感”が出てしまいます。“ミキュイ”は、火は入っていますが半分は生のような状態をキープできている状態のものです。当然“パサつき感”はいっさいありません。昆布締めしたサーモンに低温のオーブンで火を入れ、しっとりとした食感で召し上がっていただけます。そこにラビゴットソースという酸味のある野菜のソースを添え、キレのある味わいに。“この料理があったから神戸迎賓館での披露宴を決めた”というお声を多数いただいています。(ありがとうございます!!)
そしてメイン料理からは“国産牛フィレ肉のステーキ マデラ酒のソース”です。
このお料理は、食材を卸していただいているパートナー企業様には多少無理なお願いをし、複数本持ってきていただいたフィレ肉の中から何本かを選ばせていただき、シェフの気に入った物だけを納品していただいています。その分、質のよいものを自信持ってお客様にご提供させていただいています。
どんな状況でも、できる限り。
先ほども書きましたが、新規でいらっしゃる方の試食会は、基本、開催日のご予約をいただいたお客様のみにご提供させていただいております。が、バリューマネジメントグループでは本気で会場を気に入っていただき、料理、サービスなどをご覧になられたいというお客様に対してはそれ以外であってもあたりまえのようにご対応させていただいています。どんな状況であろうと、食材が許す限りは上記のお料理を召し上がっていただきたいのです。そして最後には、会場のシェフが料理に対するこだわり、熱い思いをお客様にご説明させていただいています。(神戸迎賓館以外の会場でも、料理内容は変わりますがもちろんご対応させていただいています)
バリューマネジメントグループの各会場では当然のようにこうした事を行っていますが、自分たちの仕事に誇りを持って、料理、サービス、会場を知っていただいたうえで「ご新郎、ご新婦様に必ず幸せになっていただこう」という目標を持って、全スタッフが一丸となっておふたりをお迎えしています。ぜひご試食にいらしてください!