江戸時代に塩田が開かれた竹原は「安芸の小京都」とも呼ばれ、塩で財を成した浜旦那たちによってつくられた日本で唯一、 重要伝統的建造物群保存地区に指定される製塩町。江戸期に創業し、昭和後期まで料亭として営業していた「旧水儀本店」を建物がもつ美しさと歴史を大切にした修復によってホテルのフロントとダイニングとして蘇らせ、その他明治期の「旧芸備銀行」や造り酒屋であった建物など計3棟10室からなる、竹原の風土を感じられる空間を作り上げています。