バリューマネジメントの会社概要
名 称 | バリューマネジメント株式会社 Value Management Co., Ltd. |
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代表者 | 他力野 淳 |
設 立 | 2005年2月14日 |
資本金 | 3,000万円 |
売上高 | 86.4億円(2022年12月期) |
従業員 | 1066人(2023年5月現在) |
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バリューマネジメントの事業
Ⅰ:歴史的建造物の利活用
国家課題の一つである空家・空きビル問題、歴史的建造物の維持・保存。この課題に向き合い、利活用することで、「文化が紡がれていく」ことが目的です。
現在800万棟あるといわれている空家・空きビルの内、100万棟は歴史的建造物です。この日本における空家・空きビル問題は、今後は人口減少とともに拡大が予想されます。これまでは税金で街並みを残してきましたが、今後は税収減により国や地方自治体での維持・保存は困難となるでしょう。
歴史的な街並みや建物を残していきたいと思うのは、行政・法人・個人問わず、文化財などの歴史的建造物を保有している不動産所有者をはじめ、地域住民や日本人のほとんどが願うことですが、寄付やボランティア活動では限界があり、長期にわたって残していくことは出来ません。民間がビジネスで利活用し、利益を捻出する事で維持継続しなければならないのです。
しかし施設再生は経営ノウハウが重要であり、一般的なホテルやレストラン運営のノウハウとは違います。バリューマネジメントは歴史的建造物に特化しており、単に維持するだけでなく、利用する価値を生み出し、その建物や街の必要性を生み出します。そうすることでその地域、その建物固有の価値を創造し、人々によって街や建物の存在価値が生まれ、結果的に文化が紡がれていくと考えています。
Ⅱ:顧客にとって必要な場面を生む
利用者の心が動き記憶に残ることで、その場所は生涯の想い出になります。顧客にとって必要な場所にしていくことで、街に必要な場所として長期的に価値を創造する施設づくりを行っています
文化や歴史的建造物・伝統建築物群保存地区を利活用し「文化を紡ぐ」ためには、その場所に付加価値を創造する必要があります。文化は人の手によるものですから、必要性が無ければ残っていきません。つまり歴史的建造物を利活用する上では必要とされる事が重要です。
その必要性を生むためにバリューマネジメントが施設運用するスキームは大きく2つあり、アニバーサリープレイスとして、そして観光としての利用で、そのどちらもそこでしか体験できない非日常を提供することにより、顧客の生涯の想い出となることを目指しています。
バリューマネジメントは必要な場面を生み提供する事で、顧客がそれに触れる、体感することで心が動き、生涯の想い出となります。たった一日でも一生のこととして記憶に残れば、顧客にとってその場所は無くてはならない、必要な場所となるのです。
アニバーサリープレイスや観光の共通点は、人生の記憶に残ること。歴史的、文化的に価値のある建造物が、個人や法人にとってかけがえのない場所に変わるコトで必要な場所となり、その地域が想い出が詰まった街、建物となります。多額のお金を出してでも欲しい場所に変える事で、建物や街の必要性が生まれます。
一日だけど一生のことアニバーサリー利用
1.アニバーサリーレストラン
普段は利用する事が難しい、または訪れたことが無い場所は非日常を演出します。それが文化財や歴史的建造物であれば、顧客にとって非常に印象深いものになり、特別な日がより特別なものになります。バリューマネジメントが運営する施設のほとんどでレストランを運営しており、誕生日やプロポーズ、結婚式の周年記念、金婚式などにご利用いただくことでそれを実現しています。
2.アニバーサリーパーティ
多くの人にとって結婚式は人生で一番大きな想い出となるイベントです。結婚式を専門とした施設は新築がほとんどで、自分たちの想い出の場所である結婚式場がなくなってしまう可能性があります。しかし歴史や文化として価値の高いものを紡いでいくバリューマネジメントの施設は、文化を紡ぐためのものですから、今後も残っていきます。想い出の場所がいつまでも存在するということです。また法人のインセンティブパーティやVIPパーティなども同じと言えます。歴史的建造物が特別なイベント(パーティ)として活用されることで、個々の記憶に残り続ける場所になるのです。
暮らすように泊まる観光利用
観光の目的はその土地の文化を体験する事です。文化を体験するということは、その土地の食に触れ、コンテンツを楽しむことにありますが、宿泊施設はその土地の生活そのものを体験する場所となります。歴史的な建造物を修復して宿泊施設として運用する事は、その当時の地域の暮らしを体験することとなります。
現代では便利が当たり前ですが、古い建物はいくつかの不便さを感じる点もあります。しかしそれを体験することも文化を知ることのひとつです。
「暮らすように泊まる」ことでそこでしか体験できない想い出を残すことになります。
バリューマネジメントの沿革
- 2023.03
- 弊社が支援する愛媛県大洲市が国際承認機関グリーンデスティネーションズ「ストーリーアワード2023 Culture & Traditional部門」で世界1位を獲得
- 2023.03
- 「HOTEL VMG RESORT KYOTO」に新棟7室を増床
- 2023.02
- 「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」が第26回函館市都市景観賞を受賞
- 2022.09
- 弊社が支援する愛媛県大洲市のDMO「キタ・マネジメント」が観光庁長官表彰を受賞
- 2022.09
- 弊社が支援する愛媛県大洲市が国際認証機関グリーンデスティネーションズ「世界の持続可能な観光地100選」に選出
- 2022.05
- 登録有形文化財「旧九段会館」を保存し建て替え、2022年7月に竣工する「九段会館テラス」のウエディング・パーティ事業運営開始
- 2022.05
- 「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」が世界3大デザイン賞「iF2022」を受賞
- 2022.04
- 「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」に5棟8室を増床〜運営開始
- 2021.10
- 愛媛県大洲市城下町での歴史的建造物を活用した観光まちづくりの取り組みが評価され、グッドデザイン賞2021年度受賞
- 2021.07
- 「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」に8棟10室を増床~運営開始
- 2021.04
- 北海道函館市に重要伝統的建造物群保存地区の赤レンガ倉庫を活用した「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」を直営店舗として運営開始
- 2021.04
- 「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」に国登録有形文化財を活用した客室を増床~運営開始
- 2021.03
- 「佐原商家町ホテル NIPPONIA」に元酒蔵場を活用したレストラン&バンケットをオープン
- 2020.11
- 三重県伊賀市の城下町を中心とした分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」を直営店舗として運営開始。
- 2020.10
- 鳥取県倉吉市、倉吉市・小川家当主齋藤信子、鳥取銀行・山陰合同銀行、倉吉信用金庫、株式会社赤瓦と町家、古民家等の歴史的資源を活用した観光振興を本格化することを目的とした連携協定を締結。
- 2020.08
- 京都府京都市の東山にVMG HOTELS & UNIQUE VENUESのフラッグシップ「HOTEL VMG RESORT KYOTO」を直営店舗として運営始。
- 2020.07
- 愛媛県大洲市の歴史的資源・大洲城天守閣に泊まる日本初の城泊「大洲城キャッスルステイ」及び、城下町の歴史的な邸宅を活用した分散型ホテルを直営店舗として運営開始。
- 2020.04
- 福岡県八女市に歴史的建造物を活用した分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」を直営店舗として運営開始
- 2020.03
- 兵庫県神戸市北のエリアに1898年建築の異人館「北野異人館 旧ムーア邸」を直営店舗として運営開始
- 2019.10
- 福岡県太宰府市太宰府天満宮門前町に歴史的資源を活用した分散型ホテル「HOTEL CULTIA 太宰府」を直営店舗として運営開始
- 2019.08
- 広島県竹原市重要伝統的建造物群保存地区製塩町に歴史的資源を活用した分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 竹原製塩町」を直営店舗として運営開始
- 2019.07
- 新ブランド「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」を開始
- 2018.11
- 奈良県奈良市ならまちに歴史的資源を活用した分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 奈良ならまち」を直営店舗として運営開始
- 2018.10
- 兵庫県丹波篠山市重要伝統的建造物群保存地区宿場町に歴史的資源を活用した分散型ホテル「福住宿場町ホテルNIPPONIA 」を直営店舗として運営開始
- 2018.09
- 「平安神宮会館」のリニューアルが完成~運営開始
- 2018.08
- 「篠山城下町ホテル NIPPONIA」に2棟3室を増床~運営開始
- 2018.08
- 「竹田城 城下町 ホテルEN」に2棟5室を増床~運営開始
- 2018.04
- 兵庫県神戸市北野エリアに「旧クルペ邸 セントジョージジャパン」を直営店舗として運営開始
- 2018.03
- 水郷と呼ばれる千葉県香取市佐原に「佐原商家町ホテル NIPPONIA」を直営店舗として運営開始
- 2018.02
- 「神戸迎賓館 旧西尾邸」のチャペル棟のリニューアルが完成~運営開始
- 2018.01
- 京都府京都市岡崎エリアにある「平安神宮会館」を運営開始
- 2017.05
- 兵庫県神戸市北野異人館エリアにある「神戸北野教会」を直営として運営開始
- 2017.04
- 東京都銀座にある松坂屋銀座店跡地を含む2街区で運営されるGINZA SIXのトップフロアに約500坪のラウンジ&レストラン「THE GRAND GINZA」を直営店舗として運営開始
- 2016.05
- 大阪府大阪市の大阪城公園内にあるAPEC ’95の舞台となった「大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館」を直営店舗として運営開始
- 2016.04
- 「竹田城 城下町 ホテルEN」にペットと泊まれる一棟貸し切りの別館「楠」が完成~運営開始
- 2016.02
- 「AKAGANE RESORT KYOTO HIGASHIYAMA1925」に別館となるウエディングサロンが完成~運営開始
- 2016.01
- 兵庫県神戸市須磨区「神戸迎賓館 旧西尾邸」に別館となる披露宴会場が完成~運営開始
- 2015.10
- 兵庫県篠山市の篠山城下町に宿泊ブランド「NIPPONIA」のフラッグシップ「篠山城下町ホテルNIPPONIA」を直営店舗として運営開始
- 2015.04
- 大阪府大阪市が実施する活性化プロジェクト「大阪の陣400年天下一祭り/夏」の一環で開店した大阪城天守閣エリア「元市立博物館」を飲食店舗として運営開始
兵庫県農工銀行豊岡支店を再生した「オーベルジュ・豊岡1925」を直営店舗として運営開始
京都の老舗茶舗「上林春松本店」とコラボしたカフェ「Salon de KANBAYASHI」を直営店舗として運営開始 - 2015.01
- 「AKAGANE RESORT KYOTO HIGASHIYAMA 1925」の増築により多目的ホールと披露宴会場が完成~運営開始
- 2014.10
- 大阪府大阪市が実施する活性化プロジェクト「大阪の陣400年天下一祭り/冬」の一環で開店した大阪城天守閣エリア「元市立博物館」を飲食店舗として運営開始
- 2014.09
- 東京都銀座にビルインタイプの「ザ・スイート銀座」を直営店舗として運営開始
- 2014.07
- 大阪市北区のグランフロントオフィスタワーに大阪オフィスを開設
東京都千代田区の明治生命館に東京オフィスを開設 - 2013.11
- 天空の城・日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城の麓にある創業400年の酒造場を再生した「竹田城 城下町 旧木村酒造場 EN」を直営店舗として運営開始
- 2013.10
- 大阪府のシティホテルの婚礼部営業請負サービスを開始
- 2013.03
- 京都府京都市東山エリア 国指定伝統的建造物群保存地区に佇む大正14年築邸宅を再生した「AKAGANE RESORT KYOTO HIGASHIYAMA 1925」を直営店舗として運営開始
- 2013.01
- 兵庫県北野エリアにある1900年建築 北野異人館「北野異人館 旧レイン邸」を直営店舗として運営開始
- 2012.07
- 和歌山県 滞在型医療施設の立ち上げを宿泊事業・飲食事業請負にて運営開始
- 2012.04
- 「FUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT」が国指定登録有形文化財に指定される
- 2012.02
- 設楽貞雄氏が設計を手掛けた兵庫県指定重要有形文化財「神戸迎賓館 旧西尾邸」を直営店舗として運営開始
- 2010.07
- 滋賀県のシティホテル婚礼部営業請負サービス開始
- 2010.06
- 世界の王族・貴族が集ったパリのマキシム本店をそのまま日本に再現した日本初の高級フランス料理店「銀座マキシム ・ ド ・ パリ」を運営委託にて運営開始
- 2010.03
- 「神戸迎賓館 旧西尾邸」が兵庫県指定重要有形文化財に指定される
- 2009.09
- 兵庫県神戸市立フルーツフラワーパークの活性化プロジェクトの一環で建設されたパーク内に「ブライズハウス」を直営店舗として開設~運営開始
- 2009.08
- 大阪府が実施する地域活性化プロジェクト「水都 大阪」の一環で建設された施設内にある「リバースイート大阪」を直営店舗 として運営開始
- 2008.05
- 京都府京都市の明治3年創業の老舗料亭旅館「FUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT」を直営店舗として運営開始
- 2007.11
- 兵庫県六甲エリア 名匠安藤忠雄建築「ザ・ヒルサイド神戸」直営店舗として運営開始
- 2007.06
- 店舗運営請負サービス開始
- 2006.09
- レストラン物件開発・企画開始
- 2006.08
- 装花業物件開発・企画開始
- 2006.07
- バリューマネジメント株式会社へ商号変更 本社移転(大阪市北区梅田)
- 2006.01
- 営業請負サービス開始
- 2005.06
- 文化財の修復及び存続を目的とした物件開発・企画開始
- 2005.05
- ホテル物件開発・企画開始
- 2005.03
- マネジメントサービス開始
- 2005.02
- 事業拡大のため法人化。バリューマネジメント有限会社(芦屋市)設立
- 2003.04
- 婚礼事業に関する企画・運営ならびにサービスの提供を目的として個人創業
経営コンサルティングサービス開始 ゲストハウス物件開発・企画開始